クロロフィル蛍光

左はほうれん草をアセトン抽出し、ジエチルエーテル(Et2O)で分配したEt2O溶液です。
上は希塩酸を添加して、クロロフィルをフェオフィチンに変えたもの。Et2Oは水と混ざらないので少し二層になっています。

この色の変化を教科書では「黄変する」というのですが、そう見えますか?まあ、「カーキ色になる」でも支障ないかもしれません。

希塩酸だけでは難しくても、加温するとすんなり黄変します。

フラッシュをあてると、右のような色に!
上下とも赤くなっていますね。

化合物としてクロロフィルが溶解している溶液に対して強い光(フラッシュ)を照射したので、そのエネルギーを使って赤い蛍光を出したのです。
「クロロフィル蛍光」といい、光合成の研究等に用いられるようです。
紫外線を照射しても赤くなります。

クロロフィルのように蛍光を発する物質はほかにもあります。

ちなみに、フラッシュをあてた時にキラキラしているのは、ガラスのキズや溶媒によるものです・・・。

=注意=

ジエチルエーテルを使う時は沸点が低い(40℃以下)うえに引火性がありますので、火気厳禁です。
保護メガネをかけ、マスクや手袋なども 必要に応じてはめたうえで、ドラフトチャンバー内で作業してください。

K.Ioku


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