MSDS

MSDS(Material Safety Data Sheet)

第一種指定化学物質第二種指定化学物質、及びそれらを含有する製品(指定化学物質等)を他人(児童生徒も含む)に提供する場合に示す、その性状及び取扱いに関する情報です。要は、危険な試薬の特徴やリスクを教えるための情報です。

試薬には、NaCl(塩化ナトリウム:食塩)や、可溶性でんぷんのように、少々飲み込んでも大丈夫な試薬もありますが、通常、そういうものにMSDSはありません。食品や洗剤など、スーパーなどで買ったものを試薬として使うと実験がより身近に感じられていい場合もあります。

しかし、そういう試薬ばかりでもなくて、塩酸のふたをあけると、煙(塩素)がもわ~って出てむせかえるし、濃硫酸を新聞紙にたらすと新聞紙が真っ黒に焦げてしまいます。酸ばかりですが、酢酸の原液に触れたらやけどします。MSDSがある試薬はそういった試薬で、ほとんどの場合、ラベルに赤で「毒物」「劇物」と表記されています。毒物とは、例えば誤飲したときの致死量が大人で2g以下というように、死に至るものです。劇物は同じように致死量にすると2−20gくらいになりますが、だからといって安全なわけでは決してありません。

毒劇物に指定されている試薬は使わないで済むなら使わなくて良いと思いますが、やはり使った方が実験がうまくいくことも多いです。また、使い方を誤らなければ、とても有用なものもたくさんあります。

でも、付着した試薬などでラベルが劣化したりすると判別しにくくなってしまいます。 昔から、「試薬のラベルは上にして注ぎなさい!」と言われるのは、(毒劇物の)試薬ラベルを劣化させない意味もあると思います。

MSDS検索・・・和光純薬(Siyaku.com)  ナカライテスク  東京化成  シグマアルドリッチ 関東化学  

        独立行政法人製品評価技術基盤機構 化学物質管理分野


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