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ペットボトルロケットの作り方
教材製作者 堀田亮介
大阪教育大学大学院 教育学研究科 技術教育専攻 (2012年2月)
必要な材料 | 数量 |
ふんしゃ口 | 1 |
はっしゃ口 | 1 |
はっしゃ台 | 1 |
空気入れ(自転車用) | 1 |
水(1回当たり250ml程度) |
必要な材料 | 数量 |
炭酸飲料用500mlペットボトル (くびれの無い丸いもの) |
2 |
クッションシート (半径12cmの半円) |
1 |
牛乳パック(1000ml) | 1 |
ペットボトルのふた | 1 |
釣り用おもり(7号) | 1 |
釣り糸(約12cm) | 1 |
ペットボトル工作用接着剤 | 1 |
ふんしゃ口やはっしゃ台などは「日本ペットボトルクラフト協会」のウェブサイトから購入することができます。
「日本ペットボトルクラフト協会」 http://www.pcaj-i.jp/
下記のウェブサイト内に,はっしゃ台の製作方法の一例が紹介されています。
「wingのオ・モ・シ・ロなんでも実験室」
http://www.geocities.co.jp/Berkeley/9446/index.html
図 ペットボトルロケットの分解図と各部の名称
作り方
1.ペットボトルを「あたま」の部分と「スカート」に分ける。
〈ポイント〉カッターナイフで大まかに切り、はさみできれいに仕上げる。
2.「ほんたい」に「スカート」と「あたま」を接着剤でつける。
〈ポイント〉接着する部分に,5㎜ほどの切り込みを数箇所入れる。
接着剤は「ほんたい」に塗らず、「あたま」や「スカート」に塗る。
取り付けるとき,指でしっかりと押さえる。
3.牛乳パックで「はね」を作る。
①牛乳パックに切り取り線を書き,切り取り線どおりにはさみで切る。
②長い部分を切りはなす。
③長い部分の下側から約1cm牛乳パックを外側に折り返し,のりしろを作る。
④接着剤を間に塗る。
↑これを4つ作る。
4.「ほんたい」に「はね」をつける。
〈ポイント〉「はね」ののりしろの部分と「ほんたい」の両方に接着剤を塗る。
4枚の「はね」を,上下左右バランスよく取り付ける。
5.「あたま」の部分に「おもり」をつける。
①「おもり」の穴に「つり糸」を通す。
②「おもり」を中に入れたまま「ペットボトルのふた」を閉める。
6.「かさ」を作る。
①半円の「クッションシート」を丸めて,△(円すい)の形を作る。
②重なった部分に接着剤をぬる。
7.「かさ」を「ほんたい」につける。
〈ポイント〉「かさ」のふちの内側部分に接着剤をぬる。
これで完成です。
飛ばし方
※詳細は「日本ペットボトルクラフト協会」ウェブサイト(http://www.pcaj-i.jp/)をご覧下さい。
〔約束〕 |
・人に向けて飛ばさない。 ・大人の人と一緒に飛ばす。 ・障害物のない広い場所で飛ばす。 |
主な手順
①ほんたいのペットボトルに,水を半分ぐらい入れる。
②ほんたいにふんしゃぐちを取り付ける。
③はっしゃ台を準備する。
④はっしゃ台にペットボトルロケットをセットする。
④空気入れをはっしゃ口にセットし,10~15回くらい空気を入れる。
⑤飛ばす方向に人がいないか,障害物がないかをよく確認し,何もなければ発射する。
作ったペットボトルを飛ばす映像はこちら↓