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カメラで撮影するスペクトル(太陽、恒星、流星)
はじめに
グレーチングシートや光学ディスクは、手作り分光器として多くの教育現場において活用されています。暗箱の先につけるスリットが入射してくる光を絞り、スペクトル像を結像させるレンズとしての役割も果たすので、分光する素材さえ手に入ればほんの5分の工作で光の仕組みを体験することができるのです。
ただし、レンズがスリットのままでは、太陽や月、蛍光灯など、明るいものしか分光できません。当然ながら視野角も狭いので、太陽を探すのに一苦労された方も多いはず。
そこで、今回は提案するのはスリットを使わない簡易分光器です。作業はいたって簡単で、デジカメや携帯カメラ、望遠鏡の前にシートを貼るだけ。恒星や惑星は高倍率の望遠鏡で覗かない限り点光源となることを利用しています。高い波長分解能を求めなければ、スリットを設ける必要がありません。
CMOSやCCD上にどのように分光されるかは、レンズの焦点距離、素子の大きさ、グレーチングフィルムの細かさによって決まります。ここでは、どんなレンズを選べば理想の回折像を得られるか、ちょっとだけ解説するぞう!
つづきはこちらより・・・ |
参考サイト
・Sonotacoネットワーク情報交換フォーラム
http://sonotaco.jp/forum/index.php
透過型回折格子(グレーチングフィルム)の入手先(2011年8月現在)
Edmund Optics http://www.edmundoptics.com/jp/
・A4/フィルム/500,1000[本/mm]/ \1,300(2枚)
・50mm四方/ガラス/300,600,830等/ \24,600
Newport Japan http://www.newport-japan.jp/
・50mm四方/ガラス/200,300,400等/ 3万円程